Step2.実機で動かす

 

○転送のための設定

ここまでに作った「グルグルまわる」iアプリを、そのまま実機に転送します。そのためにはWebサーバが必要です。プロバイダから提供されているホームページスペースでも、ジオシティーズなどのフリーのサービスでも基本的にはOKです。PC用のホームページを運営している人はそれの流用で構いません。

Webサーバにファイルを転送するときには、FTPという仕組みを使います。つまり、FTPでサーバに送り、実機ではiモードのWebサイトとしてアクセスすることで、iアプリを実機に転送するという流れです。

例えば、以下の条件でサーバを利用しているとします。

URL http://www.mopee.net/~user/
FTPのホスト名 ftp.mopee.net
FTPのユーザー(アカウント)名 user
FTPのパスワード password
Webで公開されるディレクトリ名 public_html

転送の設定をするに当たっては、上記の5項目に相当する情報が必要になりますのであらかじめ調べておいてください。

まず、FTP転送するホストとアカウントを登録します。 [ファイル]-[環境設定]を実行し、さらに[FTPアカウント]タブを開きます。

FTPアカウント設定画面

ここで「追加」ボタンをクリックするとアカウント編集画面が現れます。

アカウント編集画面

「設定名」には、好きな設定名を入力できます。MoPeeの中では複数のサーバやアカウントの情報を登録しておくことができるので、識別できる名前にしておく必要があります。ここではひとまず「iアプリテスト」とでもしておきましょう。

「ホスト名」は前述の「FTPのホスト名」を、「ユーザー名」と「パスワード」はそれぞれ前述の「FTPのユーザー名」と「FTPのパスワード」を入力します。

「ディレクトリ」は、どのディレクトリに転送すべきかを指定します。一般的にはFTPアカウントとして用意されているホームディレクトリの直下の「public_html」ディレクトリの中に納められたファイルがWebサーバで公開されます。

よって、この欄は「public_html」としても良いのですが、一般的な作法として、iモードコンテンツはさらに下の「i」というディレクトリの中に入れることが多いので、ここでは「public_html/i」という文字列を入力しておきます。

「タイムアウト」の欄はそのままでOK。

[プロキシ]タブが見えていますが、普通はこれは設定する必要はありません。
※お使いのネットワーク構成によります。

ここまで入力したら、設定画面を抜け、通常の編集画面に戻ります。

次に[編集]-[プロジェクトの設定]を実行し、さらに[FTPの設定]タブを開きます。

FTPの設定画面

おそらく上図のように、すでに先ほど入力したFTPアカウント「iアプリテスト」が選択されている状態になっていることでしょう。もし、このようになっていなければ「選択」ボタンを押して、リストの中から「iアプリテスト」を選択しましょう。

空になったままの「ディレクトリ名」の欄には「step1」と入力してください。

これで設定は一通り完了です。「OK」ボタンを押して通常の編集画面に戻ってください。